2001-01-01から1年間の記事一覧

『ジャニスのOL日記』

『ジャニスのOL日記』を観る。虚言癖・妄想癖のある契約社員のOLが主人公の英国映画である。内容はひじょうにアホっぽいが、そのアホっぽさがいい味を出している作品だった。 『ジャニスのOL日記』

『パズル』

『パズル』を観る。クロスワードパズル作家が、彼に仕掛けられた数々の謎を解きあかしていくという内容。アドベンチャーゲームを映画化したようなテイストの作品だった。 『パズル』

プリンター/Canon・BJ F660

プリンターを購入。CanonのBJ F660です。19,800円でした。

『今はもうない』

『今はもうない』(森博嗣/講談社文庫/762円)を読み終える。犀川・萌絵シリーズの8作目である。感想は一言、やられた〜(笑)。少しでも内容に触れるとネタばれになりそうなのですが、シリーズ読者ならよりびっくりすると思いますよ。 『今はもうない』

『オフコース・ベスト』『Golden Number』

CD

『オフコース・ベスト』(オフコース/TOCT-24351) 『Golden Number』(白井貴子/SRCL-4248) 『オフコース・ベスト』は、小田和正のセルフカバー盤のリリースに触発されて入手。さすがにこちらは声が若い。 白井貴子は前から購入しようと思っていたもの。『遅…

『儚い光』

『儚い光』(アン・マイクルズ/早川書房/2200円)を読み終える。ナチスドイツに家族を殺されたユダヤ人男性の手記という形式をとった小説である。ホロコーストというつらい記憶を抱えた人間の、心の変遷が繊細なタッチで描かれている。ところどころにインサ…

『投資戦略の発想法』

『投資戦略の発想法』(木村剛/講談社/1700円)を読み終える。“Grow rich slowly − ゆっくりと、しかし確実に財産形成”というスタンスに立った投資の本である。投資について解説する前に、バランスシートを作ったり家計簿をつけたりすることをすすめるという…

『T.H.A.N.K.Y.O.U MUSIC』

CD

『T.H.A.N.K.Y.O.U MUSIC』(堂島孝平/COCP-50620) 先行マキシ『ルーザー』を含む堂島孝平のアルバム。ひじょうに良質なポップスアルバムである。スタイルとしては『球体の奏でる音楽』より前、『LIFE』以後の小沢健二の楽曲を思い出させられた。 超おすすめ…

『爆笑オンエアバトル ますだおかだ』

『爆笑オンエアバトル ますだおかだ』(PCBE-50084)のDVDを観る。めちゃめちゃおもしれえ。最初から最後までず〜っと笑いっぱなしでしたよ。漫才好きには超おすすめ。 『爆笑オンエアバトル ますだおかだ』

『ガラパゴスの箱舟』

『ガラパゴスの箱舟』(カート・ヴォネガット/ハヤカワ文庫/602円)を読み終える。世界の終末を逃れた人々が、ガラパゴス諸島の小島サンタ・ロサリア島に漂着し、新たなる進化を遂げる物語。人間の愚かしさと、その行き着く先が、たっぷりの皮肉とそこはかと…

『17歳の地図』『回帰線』『壊れた扉から』

CD

『17歳の地図』(尾崎豊/SRCL-5076) 『回帰線』(尾崎豊/SRCL-5077) 『壊れた扉から』(尾崎豊/SRCL-5078) 映画を観た勢いで、尾崎の初期3部作の紙ジャケ仕様を購入。ちなみに『17歳の地図』はLPレコード、品番32DH192という古い仕様のCD、MD、『TEENBEAT BO…

『Love Song』

『Love Song』を観る。1980年代後半、尾崎豊のアルバム『17歳の地図』をきっかけに出会った男女の物語である。夢を叶えるために東京に出たのだが、夢破れて平凡な日常を送る男と、東京で消息をたった男を探し続ける少女の姿が描かれている。ひじょうに淡々と…

『金持ち父さん 貧乏父さん』

『金持ち父さん 貧乏父さん』(ロバート・キヨサキ+シャロン・レクター/筑摩書房/1600円)を読み終える。サブタイトルにもあるように“アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学”の本である。多くの中流家庭の収入と支出のサイクルを作者はラットレースと呼…

『The Power Play』2001,April

『The Power Play』を更新する。 今回は春っぽく、ポップなナンバーが多くなっています。 一押しは、堂島孝平の『ルーザー』。スピード感が心地いいポップナンバーです。堂島孝平ってヒットには恵まれていないけど、いい曲が多いんですよね。二押しはBUMP OF…

『闘将伝 小説立見鑑三郎』

『闘将伝 小説立見鑑三郎』(中村彰彦/双葉社/1748円)を読み終える。幕末時、桑名藩雷人隊の隊長として戌辰戦争を戦った立見鑑三郎を描いた物語である。作者は『鬼官兵衛烈風録』『その名は町野主水』など、戌辰戦争を東軍として戦った人間を多く小説の題材…

『母なる夜』

『母なる夜』(カート・ヴォネガットJr/ハヤカワ文庫/505円)を読み終える。第二次大戦中、ナチスドイツの宣伝部員として対米ラジオ放送のキャンペーンを行なったアメリカ人が主人公の小説である。体裁としては、彼の書いた自伝というスタイルをとっている。…

『トムとジェリー アカデミー・コレクション』

『トムとジェリー アカデミー・コレクション』 『トムとジェリー』は好きなのだが、全話そろえる元気はなく、とりあえずアカデミー・コレクションのDVDを入手する。アカデミーをとったり、ノミネートされたりした話ばかりなので、さすがにどれもクォリティが…

『信長―あるいは戴冠せるアンドロギュヌス』

『信長―あるいは戴冠せるアンドロギュヌス』(宇月原晴明/新潮社/1600円)を読み終える。ローマ皇帝ヘリオガバルスと織田信長はともに、古代シリアに発生した暗黒の太陽神の申し子で、両性具有であったという設定のSF伝奇小説。古今東西の伝説、神話がモチー…

MTB調自転車

自転車が壊れたので、MTB調自転車を購入。本格派のMTBではないが、21段変速機付きでけっこうトップスピードも速い。ようやく暖かくなってきたので、これに乗っていろいろなところに行きたいっすね。

『15ミニッツ』

『15ミニッツ』の試写に行く。 銀行襲撃の分け前を仲間から受け取るために、米国へやってきた外国人2人組。ふとしたはずみでその仲間を殺してしまったことをきっかけに、次々と犯罪を重ねていく2人を、デ・ニーロ扮するスター刑事とエドワード・バーンズ扮す…

『蒲生邸事件』

『蒲生邸事件』(宮部みゆき/文春文庫 /829円)を読み終える。現代に生きる受験生が、まさに2・26事件の起きようとする東京にタイムスリップする作品である。最初の内は主人公に魅力が感じられずちょっと物足りなかったのだが、読み進むにつれ、時代に対して…

『ギャラクシー・クエスト』

『ギャラクシー・クエスト』を観る。柴尾英令さんの2/3の日記に触発されて、前から観たいなあと思っていた作品である。作品は『スター・トレック』っぽい雰囲気の架空のSFテレビシリーズ『ギャラクシー・クエスト』を具材にしたSF映画。番組を傍受した本物の…

『フル・モンティ』

『フル・モンティ』をビデオで観る。失業中の男が同じく失業中の友人たちをかき集め、男性ストリップを始めようとする物語である。主人公は別れた妻に養育費を払わないと息子の親権を奪われてしまうため、大金をゲットすべくストリップを行なおうと思い立っ…

『ドン・イシドロ・パロディ 六つの難事件』

『ドン・イシドロ・パロディ 六つの難事件』(ホルヘ・ルイス・ボルヘス、アドルフォ・ビオイ=カサーレス/岩波書店/1800円)を読み終える。ボルヘス、ビオイ=カサーレスが共作した推理短編集で、刑務所に収監されているイシドロ・パロディを探偵役にした一…

『The Power Play』2001,February

『The Power Play』を更新する。 今回もミディアムからスローな感じの楽曲が多くなっています。一押しは、透明感のある歌声がひじょうに心地よいSONOの『SWEET SEASON』。トーレ・ヨハンソンプロデュースのミディアムナンバーで、『温泉へ行こう2』の主題歌…

『リトルダンサー』

『リトルダンサー』を観る。 もう、ほんとおすすめ。観てっ。て感じの映画である。 内容は1980年代のイギリスの炭鉱都市を舞台に、炭坑労働者の息子がバレエダンサーをめざす物語。1980年代のイギリスといえば炭坑労働者のストライキがあり、主人公の少年一…

『Fool on the planet』『KYOTOレコード ベスト選集』『吉本印天然素材CDの巻』

CD

『Fool on the planet』(ザ・ピロウズ/KICS-850) 『KYOTOレコード ベスト選集』(V.A./EWCC-86020) 『吉本印天然素材CDの巻』(天素/BVCR-688) 『Fool on the planet』は、ザ・ピロウズがキングレコードに移籍してからのベスト盤である。 『KYOTOレコード …

『破線のマリス』

『破線のマリス』(野沢尚/講談社文庫/619円)を読み終える。第43回江戸川乱歩賞を受賞した、テレビ局が舞台のミステリである。主人公はニュース番組の編集担当で、彼女が編集したニュースをきっかけにストーリーは進展する。“ミステリ”の部分にちょっと難は…

『ダイナソー』

『ダイナソー』を観る。恐竜映画ではあるがディズニー製作の映画らしく、随所に『ターザン』や『バグズライフ』などを思い出させるシーンが散見され、幅広い年令層に受け入れられる内容になっている。CGのクォリティもものすごく、その映像には圧倒させられ…

『アヴァロン』

『アヴァロン』を観る。『ビューティフルドリーマー』『パトレイバー』『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』でおなじみの押井守監督の作品である。近未来の仮想戦闘ゲームの世界を、デジタル技術を駆使した斬新な映像で描いている。モチーフとなったゲームは、…