2005-01-01から1年間の記事一覧

『The Power Play』トップ10・2005年

2005年・トップ10 01・『南風』レミオロメン 4:00 02・『全力少年』スキマスイッチ 4:33 03・『キラキラ』aiko 5:03 04・『Shiny Day』つじあやの 4:30 05・『STAR BRIGHT LOVE』藤井隆 4:18 06・『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』サンボマスター 5:07 07・『N…

『ヴェニスの商人』

『ヴェニスの商人』を観る。シェイクスピア劇の映画化である。メインのキャラクターは、金貸しのユダヤ人・シャイロックとキリスト教徒・アントーニオ。自身の肉・1ポンドを担保にシャイロックから金を借りたことにより、深刻な危機に直面するアントーニオの…

『クライマーズ・ハイ』

『クライマーズ・ハイ』(横山秀夫/文藝春秋/1571円)を読み終える。地方新聞社を舞台に、御巣鷹山日航機墜落事故を描いた物語である。主人公は地方新聞社の記者で、日航機墜落事故の記事作りの現場責任者。上司や部下との軋轢、社内の派閥争い、同僚の事故…

『The Power Play』2005,November

『The Power Play』を更新する。 一押しは、レミオロメンの『蒼の世界』。広がりのあるメロディーが高揚感を生み出します。二押しはaikoの『キラキラ』。感傷とポップを両立させた“世界”が魅力的な楽曲です。その次は藤井隆の『STAR BRIGHT LOVE』。『OH MY …

『夢の翼! 〜2005千葉ロッテマリーンズ激闘の真実〜』

『夢の翼! 〜2005千葉ロッテマリーンズ激闘の真実〜』を観る。千葉ロッテマリーンズの2005年日本シリーズ優勝を記念してリリースされたドキュメンタリーである。「レギュラーシーズン名場面」、「プレーオフ激闘録」、「日本シリーズダイジェスト」の3つから…

『博士の愛した数式』

東京国際映画祭で『博士の愛した数式』を観る。交通事故によって脳に損傷を受け、1975年までの記憶と、直近80分間の記憶しか持てない天才数学者“博士”と、その家政婦、博士に“ルート”と呼ばれる彼女の10歳の息子(頭のてっぺんが、ルート記号のように平らなた…

『ベルベット・レイン』

『ベルベット・レイン』を観る。香港黒社会をモチーフにしたノワール映画で、大物ふたりのストーリーとチンピラふたりのストーリーが、パラレルに進んでいく構成の作品である。大物ふたりをアンディ・ラウとジャッキー・チュン、チンピラふたりをショーン・…

『LENS』

『LENS』(PCBP-11480)を観る。ラーメンズの小林賢太郎プロデュース公演・第4作目をDVD化したものである。小林賢太郎自身が出演した椎名林檎の短編キネマ『百色眼鏡』を原案に、小林が書き下ろした作品で、大正末期、推理作家志望の書生と、超常現象を専門に…

『シンデレラマン』

『シンデレラマン』を観る。実在のボクサー・ジム・ブラドックが主人公のボクシング映画である。故障のために引退を余儀なくされ、折悪しく大恐慌時代と重なってしまったため貧困に苦しむことになった主人公が、代役として出場した試合をきっかけに復活をし…

『銀河ヒッチハイク・ガイド』

『銀河ヒッチハイク・ガイド』を観る。もともとはBBCのラジオドラマで、その脚本を小説化したものがこの作品の原作。異星人により地球が爆破され、偶然、生き残った平凡な英国男性が、宇宙を旅していくという内容のSFコメディである。 登場人物のほとんどは…

『忍 SHINOBI』

『忍 SHINOBI』を観る。山田風太郎の時代小説『甲賀忍法帖』の映画化である。摩訶不思議な術を操る忍者たちの忍術バトルを描いた映画で、闘いあうふたつのグループ(伊賀と甲賀)のリーダーが恋愛関係にあるというのが物語のアクセントとなっている。 スピード…

『サマータイムマシン・ブルース』

『サマータイムマシン・ブルース』を観る。大学のサークルのメンバーが、突如出現したタイムマシンに乗って、今日と昨日をひたすら往復しまくるという日常系のSFである。 時間ものの作品は好きだし監督が本広克行なんで、かなり期待していた作品なのだが、ま…

『容疑者 室井慎次』

『容疑者 室井慎次』を観る。『踊る大捜査線』シリーズのスピンオフ・ムービーの第2弾で、主人公は柳葉敏郎扮する室井慎次管理官。指揮をとった殺人事件の捜査の責任をとらされ逮捕された室井が、警察庁と警視庁の確執も絡んで、窮地に陥ってしまうというス…

『頭文字(イニシャル)D THE MOVIE』

『頭文字(イニシャル)D THE MOVIE』の試写に行く。しげの秀一原作のレーシング・コミックの実写映画化で、主演は台湾のNo.1シンガー、ジェイ・チョウ。共演『インファナル・アフェアII 無間序曲』のエディソン・チャンとショーン・ユー、監督は『インファナ…

『亡国のイージス』

『亡国のイージス』を観る。福井晴敏原作の小説の映画化である。某国の対日工作員らによって占拠された海上自衛隊のイージス艦を取り戻すべく、艦の構造に通じた先任伍長が闘いを挑んでいくというストーリー。防衛庁、海上自衛隊、航空自衛隊の全面協力を得…

『恋する神父』

『恋する神父』を観る。堅物男とジャジャ馬娘の恋愛を描いたラブコメディである。最初はいがみあっていたふたりの関係がいつしか恋愛に変わって……というオーソドックスなストーリーだが、主人公の男性がカトリックの神学生で、堅物度がさらに倍というのがひ…

『姑獲鳥の夏』

『姑獲鳥の夏』を観る。京極夏彦原作の小説:京極堂シリーズ第1作の映画化。昭和20年代末の東京を舞台にした怪奇幻想映画である。あの分厚い小説をどう料理するか興味津々だったのだが、原作の持つムードはそれなりに再現されているように感じた。個人的には…

『ラッシュライフ』

『ラッシュライフ』(伊坂幸太郎/新潮文庫/629円)を読み終える。日常系の群像劇風ミステリで、構成要素は、画商と画家、泥棒、新興宗教の信者のふたり、女性カウンセラーとサッカー選手、失業者の5つの物語。別々の話がそれぞれに関連し、交錯し、最終的に…

『The Power Play』2005,July

『The Power Play』を更新する。 一押しは、スキマスイッチの『全力少年』。一筋縄ではいかない感じのポップなメロディが、すごく魅力的な楽曲です。二押しは奥華子の『やさしい花』。静かなあたたかい“うた”が、心にまっすぐ届いてきます。その次はストレイ…

『アイランド』

『アイランド』を観る。汚染された地球で、汚染から守られ完全管理された都市空間に生きる若い男女が主人公。実は彼らには、彼ら自身も知らない秘密があって……というストーリーのSFアクション映画である。当初、ディストピア系のSFだと思って観に行ったため…

『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』

『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』を観る。新宿プラザという大スクリーンの劇場で観たのだが、やっぱ大正解。スペクタクルな映像に、ただただ圧倒された。いやもう、あの密度とスケールを前にしたら、すごいということばしか出てこないですよ。 …

『電車男』

『電車男』を観る。電車の中で酔っ払いに絡まれていた美女を助けた秋葉系男子の物語で、オタク男子の山あり谷ありの恋愛を描いている。2ちゃんねるのスレッドから生み出されたラブストーリーの映画化。 “恋愛”という慣れない行為にあたふたする電車男のアク…

『オープン・ウォーター』

『オープン・ウォーター』を観る。スキューバ・ダイビングをするためにツアーのボートで外洋に出た夫妻が、ダイビングを終えて海上に上がったところ、ガイドの手違いにより海の真ん中で取り残されてしまって……という映画である。サメのいる海域で、発見され…

『50回目のファースト・キス』

『50回目のファースト・キス』を観る。交通事故の後遺症で、一晩寝ると前日のことをすべて忘れてしまうという短期記憶障害を抱えてしまった女性と、そんな彼女に一目惚れをしてしまった男性とのラブストーリーである。毎日の、初対面から始まり、愛を告白し…

『ホステージ』

『ホステージ』を観る。ブルース・ウィリス主演のサスペンス・アクション映画である。金持ちの会計士一家を人質にしてその豪邸に立てこもった若者と、警察との対決を描いている。主人公は立てこもり事件の解決に失敗し、小さな町の警察署長となった元交渉人…

『バタフライ・エフェクト』

『バタフライ・エフェクト』を観る。ふとしたきっかけで過去に戻ることができるようになった青年が、初恋の女の子と人生をやり直すべく、過去に干渉していくというストーリーの映画である。 タイトルの“バタフライ・エフェクト”とは、“北京での蝶のはばたき…

『ミリオンダラー・ベイビー』

『ミリオンダラー・ベイビー』を観る。ボクシングの老トレーナーと女ボクサーが、トレーニングと試合を通じて、そのつながりを深めていく様を描いたヒューマンドラマである。“white trash(くず白人)”の家庭に育ち、好きなボクシングによって人生を変えた女ボ…

『甘い人生』

『甘い人生』を観る。イ・ビョンホン主演のノワール映画である。裏社会とも関係のあるボスから、厚い信頼を受けているホテルの総マネージャーというのがイ・ビョンホン扮する主人公。ボスの命令でその愛人の身辺を探ることをきっかけに、主人公がトラブルに…

『交渉人 真下正義』

『交渉人 真下正義』を観る。『踊る大捜査線』シリーズのスピンオフ・ムービーで、主人公はユースケ・サンタマリア扮する真下正義警視。地下鉄ジャックをした謎の犯人と、真下警視(FBIで研修を受けた警視庁第1号のネゴシエイターという設定)との対決を主軸に…

『コトラーのマーケティング・コンセプト』

『コトラーのマーケティング・コンセプト』(フィリップ・コトラー/東洋経済新報社/2200円)を読み終える。原題は“Marketing Insights from A to Z: 80 Concepts Every Manager Needs to Know”。ビジネスにおいて頻度の高い80の用語をA to Zで並べた本である…