2007-01-01から1年間の記事一覧

『The Power Play』トップ10・2007年

2007年・トップ10 01・『閃光少女』東京事変 2:59 02・『CHE.R.RY』YUI 3:35 03・『ポリリズム』Perfume 4:10 04・『空色デイズ』中川翔子 4:13 05・『Eyes on you』加藤ミリヤ 4:58 06・『春風スクランブル』松たか子 4:15 07・『my home』下川みくに 3:57 …

『The Power Play』2007,December

『The Power Play』を更新する。 一押しは、東京事変の『閃光少女』。前へ前へと衝き動かされているような、その疾走感が魅力的な楽曲です。二押しは綾瀬はるかの『飛行機雲』。くせのないまっすぐなボーカルが、さわやかなメロディに乗って心地よく耳から滑…

『今日の早川さん』

『今日の早川さん』(coco/早川書房/1000円)を読み終える。本好きの人間たち特有の行動を、コミカルに描いたショートコメディである。SF好きは「早川」さん、純文学好きは「岩波」さんというように、登場人物はそのジャンルを象徴するような出版社の名を持…

『ルイスと未来泥棒』

『ルイスと未来泥棒』を観る。ディズニー製作のCG映画で、発明好きの少年ルイスが未来から来た男に狙われ、歴史が変わってしまう危機に見舞われるというストーリーである。タイムトラベルという題材を扱っているもののハードSF的な話ではなく、『バック・ト…

プリンター/ブラザー・DCP-155C

プリンターを購入。ブラザーのDCP-155Cです。8,980円(税込)でした。

『椿三十郎』

『椿三十郎』を観る。黒澤明監督の同名タイトルのリメイクである。上級役人の不正を暴くために立ち上がった若侍たちを、ふとしたきっかけで助けることになった浪人・椿三十郎の活躍を描いている。黒澤作品で三船敏郎が演じた主人公を、今作では織田裕二が演…

『犯人に告ぐ』

『犯人に告ぐ』を観る。「劇場型捜査」をモチーフにした警察映画で、原作は同名の小説である。主人公は、かつて少年誘拐事件の捜査に失敗し、左遷させられた刑事。6年後に起きた連続児童殺害事件で本部に呼び戻され、テレビに出演し犯人に直接語りかける「劇…

『イラクサ』

『イラクサ』 (アリス・マンロー/新潮クレスト・ブックス/2400円)を読み終える。カナダの田舎町を舞台にした小説を集めた短編集である。収録された小説群は、そこに暮らすふつうの人間のそれぞれの生活を切り取ったもの。描かれているのは、ごくありふれた…

『デート・ウィズ・ドリュー』

『デート・ウィズ・ドリュー』を観る。映画界においてまったく無名かつコネもない男・ブライアン・ハーズリンガーが、ドリュー・バリモアとデートすべく試行錯誤しまくる様を記録したドキュメンタリーである。ブライアンが出演し、賞金を獲得することができ…

『The Power Play』2007,September

『The Power Play』を更新する。 一押しは、Perfumeの『ポリリズム』。無機的なかっこよさが魅力のテクノポップです。二押しはYUKIの『星屑サンセット』。テクノ要素がちりばめられたキュートなガールポップです。その次は下川みくにの『my home』。詞とメロ…

『包帯クラブ』

『包帯クラブ』を観る。仲よしの女子高校生2人・ワラとタンシオを中心に結成された、“包帯クラブ”の活動を描いた青春映画である。主人公は、クラブを作るきっかけとなった、バカバカしくも破滅的な生活を送る男子高校生・ディノ。ヒロインは、だらーんとした…

『涼宮ハルヒの憂鬱』

『涼宮ハルヒの憂鬱』 (谷川流/角川スニーカー文庫/514円)を読み終える。大ヒットアニメの原作小説である。高校の入学式直後のクラスでのあいさつで、「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのとこ…

『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』

『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』を観る。日本が舞台で、登場人物の大半が日本人、しかしセリフは全編英語の“西部劇”である。監督は三池崇史。壇ノ浦の戦いから数百年後、源氏と平家が隠された財宝を巡って抗争を続ける寒村に、流れ者のガンマンが現れたこ…

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』

映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』を観る。1995年〜1996年にTV東京で放送されたTVアニメの映画化である。鑑賞したのは新宿ミラノ座。上映されていたのは、一番大きいミラノ1。定員1064の客席はけっこうな入りで、相変わらずの「エヴァ」の人気を再確認し…

『ゴッドタン キス我慢選手権』

DVD『ゴッドタン キス我慢選手権』を観る。TV東京の番組『ゴッドタン〜The God Tongue 神の舌〜』の企画「キス我慢選手権」をDVD化したものである。内容は、セクシーアイドルが仕掛けるあの手この手の誘惑にも負けず、芸人たちがどれだけキスを我慢できるか…

『レミーのおいしいレストラン』

『レミーのおいしいレストラン』を観る。『トイ・ストーリー』、『モンスターズ・インク』、『ファインディング・ニモ』などでおなじみ、PIXAR社制作のCG映画である。卓越した味覚、嗅覚を持ち、人語を解するネズミ・レミーが、料理の苦手な見習いシェフ・リ…

『ねにもつタイプ』

『ねにもつタイプ』(岸本佐知子/筑摩書房/1500円)を読み終える。翻訳家である著者が書いた、基本的にはエッセイ集である。「基本的には」というのは、一部に本当だかどうかわからない幻想的雰囲気の短編が含まれていることによる。 品よく書かれた、ややピ…

『狼花 新宿鮫IX』

『狼花 新宿鮫IX』(大沢在昌/光文社/1600円)を読み終える。『新宿鮫』シリーズの9番目のエピソードである。今回、鮫島が追うのは盗品を売買するマーケット。捜査を進めていく内に、そのシステムを構築した男、マーケットの鑑定人である中国人女性、マーケ…

『逝きし世の面影』

『逝きし世の面影』を読み終える。幕末から明治に日本を訪れた外国人による日本に関する記述から、当時の日本がどういった国であったかを考察していく著作である。当時の日本人にとっては「当たり前の日常」で記述に値しないことが、異邦人にとっては「異質…

『バス男』

DVD『バス男』(FXBS-28540)を観る。主人公は、キテレツなキャラクターのアメリカの田舎町の高校生・ナポレオン・ダイナマイト。彼のぬるくてキテレツな日常が描かれている。家族をはじめ周囲の人間も変人ばかりで、彼らの生み出すストーリーは激しくくだらな…

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』を観る。『ハリー・ポッター』シリーズの5作目である。魔法省大臣ファッジが、邪悪な敵であるヴォルデモート卿の復活を疑ったことにより、ハリー・ポッターが学校内で孤立をしていってしまうというストーリーである。魔…

『トランスフォーマー』

『トランスフォーマー』を観ました。車や飛行機などのメカがロボットに変形する玩具「トランスフォーマー」をベースにしたアクション映画です。購入した車が実はロボットだったために、善のロボットと悪のロボットとの戦いに巻き込まれていくオタク高校生が…

『宿澤広朗 運を支配した男』

『宿澤広朗 運を支配した男』 (加藤仁/講談社/1600円)を読み終える。 2006年6月17日に55歳で急逝した、三井住友銀行・取締役専務執行役員・宿澤広朗の評伝である。タイトルにある“運を支配した男”は、宿澤が早稲田大学の学内報「早稲田学報」に綴った文章…

『となりの801ちゃん 2』

『となりの801ちゃん 2』(小島アジコ/宙出版/1000円)を読み終える。腐女子 X オタク男子の恋愛生活を生暖かく描いたギャグマンガの続編である。801ちゃん(腐女子)の妹が着々と腐へと転落していっていたり(笑)、腐の先輩が登場したり、新たな展開にまたま…

『キサラギ』

映画『キサラギ』を観る。自殺したアイドル・如月ミキの一周忌に、ファンサイトの掲示板を通じて集まった5人の男たちが、会話を通じて彼女の死の真相を突き止めていくというストーリーの作品である。密室における推理劇というスタイルを採っている。 テンポ…

『舞妓Haaaan!!!』

映画『舞妓Haaaan!!!』を観る。熱狂的な舞妓ファンのサラリーマンが主人公のコメディ映画である。京都支社に転勤し、《舞妓はんとの野球拳》をめざして奮闘していた主人公が、自分が管理人をしている舞妓応援webサイトの掲示板を荒らしていた男と出会ったこ…

『エリアンダー・Mの犯罪』

『エリアンダー・Mの犯罪』(ジェリー・ユルスマン/文春文庫/580円)を読み終える。“第二次世界大戦が起きなかった”世界を舞台にしたパラレルワールドもののミステリである。父親の遺品の中にタイム・ライフ版『第二次世界大戦史』という書物を見つけた主人…

『SPEEDBOY!』

『SPEEDBOY!』(舞城王太郎/講談社/1200円)を読み終える。音速を超えるスピードで走る、背中に鬣の生えた少年・成雄が主人公の、スピードと破壊を巡る連作である。 主人公の成雄をはじめとする同じ名前のキャラクターたちが、それぞれの作品で異なる役割で…

『ブラバン!甲子園』

CD

『ブラバン!甲子園』(東京佼成ウインドオーケストラ/UICZ-4170) 主に高校野球の応援曲を集めたコンピレーションCDだが、『コンバットマーチ』、『大進撃』、『ダッシュKEIO』、『狙いうち』、『チャンス法政』といった六大学野球でおなじみの楽曲も収録され…

『The Power Play』2007,June

『The Power Play』を更新する。 一押しは、YUIの『My Generation』。若い日の焦燥感が切実に表現された楽曲です。二押しは中川翔子の『空色デイズ』。スピード感が爽快です。その次は松たか子の『春風スクランブル』。穏やかなメロディが心地いい。Base Bal…