2007-11-10 『犯人に告ぐ』 映画/感想 『犯人に告ぐ』を観る。「劇場型捜査」をモチーフにした警察映画で、原作は同名の小説である。主人公は、かつて少年誘拐事件の捜査に失敗し、左遷させられた刑事。6年後に起きた連続児童殺害事件で本部に呼び戻され、テレビに出演し犯人に直接語りかける「劇場型捜査」に携わることとなる。 主人公は犯人との闘いに加え警察内部の争いにも巻き込まれてしまい、そのシビアな状況がストーリーの緊迫感をいや増す。全編を通して緊張感の切れない、スリリングで重厚なサスペンス作品だった。 『犯人に告ぐ』