2001-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『The Power Play』2001,August

『The Power Play』を更新する。 一押しは、くずの『ムーンライト』。ゆずをよりフォーキーにした感じで、文句なしの名曲。しかも笑えます。二押しは藤木直人の『anon』。爽やかで心地いい楽曲です。その次はスガシカオの『8月のセレナーデ』。メロウで美し…

『青ひげ』

『青ひげ』(カート・ヴォネガット/ハヤカワ文庫/700円)を読み終える。アルメニア人の元抽象表現派画家の回想録という形式をとった小説である。夫人の死後、冴えない生活を送ってきた主人公が、彼のプライベートビーチに迷いこんできた女性との出会いをきっ…

『チアーズ!』

『チアーズ!』を観る。チアリーダーが主人公の青春映画で、さまざまなトラブルを乗り越えながら、チアリーディングの全米大会で優勝をめざしていくというお話である。ストーリーの運びはオーソドックスで、ツボを押さえた手堅いつくりが心地よい。チアリーデ…

『パールハーバー』

『パールハーバー』を観る。真珠湾攻撃を題材にした戦争映画である。米国の戦闘機パイロット2人と従軍看護婦のラブストーリーが、物語のもうひとつの縦軸になっている。 歴史的な観点からはツッコミどころが多いそうだが、戦闘シーンの迫力はかなりのもので…

『数奇にして模型』

『数奇にして模型』(森博嗣/講談社文庫/933円)を読み終える。犀川・萌絵シリーズの9作目である。ここ数作はトリッキーなものが続いていたが、今作はオーソドックスな密室もの。登場人物の特異性が、なかなか興味深かった。 『数奇にして模型』