2004-01-01から1年間の記事一覧

『The Power Play』トップ10・2004年

2004年・トップ10 01・『happiness!!!』木村カエラ 5:00 02・『群青日和』東京事変 3:33 03・『ふれて未来を』スキマスイッチ 4:00 04・『ループ&ループ』アジアン・カンフー・ジェネレーション 3:44 05・『ロックンロール』くるり 4:09 06・『Sun Shower』…

『The Power Play』2004,December

今年最後の『The Power Play』更新。 一押しは、木村カエラの『happiness!!!』。ディテイルを歌っているにもかかわらず、なにか大きなモノをその中に感じさせるミディアムナンバーです。二押しはスネオヘアーの『テノヒラ』。スネオヘアーのテイストが全開の…

『Mr.インクレディブル』

『Mr.インクレディブル』を観る。『トイ・ストーリー』、『モンスターズ・インク』、『ファインディング・ニモ』などでおなじみ、PIXAR社制作のCG映画である。引退を余儀なくされ隠遁生活をおくる元スーパーヒーローが、ある事件をきっかけに、再びスーパー…

iBook G4(M9628J/A)/Rio SU70

その後、ヨドバシカメラへ行き、iBook G4(M9628J/A)を購入。14インチディスプレイのSuperDrive搭載モデルである。iBook G4を買ったポイントに少しプラスして、フラッシュメモリープレーヤーのRio SU70も買ってしまったのだった。

『スカイキャプテン −ワールド・オブ・トゥモロー− 』

『スカイキャプテン −ワールド・オブ・トゥモロー− 』を観る。1939年のニューヨークを舞台に、巨大ロボットを使って世界各地の都市を破壊する悪の組織と、謎の組織を率いる正義のスカイキャプテンとの闘いを描いたSFアドベンチャーである。セピアっぽい色使…

『文学刑事サーズデイ・ネクスト(1) ジェイン・エアを探せ!』

『文学刑事サーズデイ・ネクスト(1) ジェイン・エアを探せ!』(ジャスパー・フォード/ソニー・マガジンズ/1800円)を読み終える。1985年の“もうひとつ別の現代イギリス”が舞台の警察小説である。稀覯本の不法売買、贋作、著作権侵害、詐欺などを取り締まる特…

『ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム』

『ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム』を観る。日本初のR&Bバンド、ザ・ゴールデン・カップスを題材にした音楽ドキュメンタリーである。GSブームや米軍カルチャー真っ盛りの横浜・本牧といった60年代の風俗が、メンバーのインタビューなどを通して語…

『死無愚流 呼麗苦衝音+3』

CD

『死無愚流 呼麗苦衝音+3』(氣志團/TOCT-25513) シングル7曲に代表曲3曲を加えた全10曲入りのCDと、それぞれのミュージッククリップが収録されたDVDで構成された2枚組ベスト盤。氣志團ファンとしてはマストアイテムでしょうということで入手。

『ターンレフト ターンライト』

『ターンレフト ターンライト』を観る。金城武主演の、運命の出会いをした男女が、アパートの隣同士に住んでいるにもかかわらず、これまた運命のいたずらで互いを見つけられなくなってしまうという映画である。偶然という要素を強調するストーリーは、あまり…

『血と骨』

『血と骨』を観る。原作は梁石日の小説で、作者の実在の父親をモデルとした済州島出身の在日朝鮮人・金俊平が主人公の映画である。凶暴で金に貪欲な男の生涯と、その強烈な個性に翻弄され続ける周囲の人間の姿が描かれている。 全体を通して暴力とセックスが…

『The Power Play』2004,October

『The Power Play』を更新する。 今回は、女性ボーカルのものに好みの楽曲が多かったです。 一押しは、東京事変の『群青日和』。ソリッドでエッジの効いたロックナンバーで、マジかっこいいです。二押しはBENNIE Kの『サンライズ』。ポップでハッピーな歌パ…

『山ん中の獅見朋成雄』

『山ん中の獅見朋成雄』(舞城王太郎/講談社/1500円)を読み終える。背中に髭を持つ福井県・西暁の中学生、獅見朋成雄が主人公の小説である。人間の手によって構築された山奥の“異世界”を舞台にした奇譚で、そこで暮らすはめになった主人公の姿が描かれてい…

『インファナル・アフェア 無間序曲』

『インファナル・アフェア 無間序曲』を観る。試写で観た作品で、今回、2度目の鑑賞である。試写のときは、冒頭でキャラクターが整理できずちょっと混乱したのだが、今回は相関関係がわかっているのですんなりとストーリーに入り込むことができた。 で、2度…

『ヴァン・ヘルシング』

『ヴァン・ヘルシング』を観る。19世紀のヨーロッパを舞台に、バチカン所属のモンスターハンター・ヴァン・ヘルシングとドラキュラ伯爵の闘いを描いたゴシックホラーアクションである。テンポのよさと勢いで押しまくってくるタイプの映画で、ラストまで一気…

『奇術師』

『奇術師』(クリストファー・プリースト/ハヤカワ文庫/940円)を読み終える。“瞬間移動”を得意演目としていた、二十世紀初頭の2人の天才奇術師が主人公の幻想小説である。2人の遺した手記を軸に、2人が演じた“瞬間移動”の謎、2人の確執がその子孫に及ぼした…

『ヴィレッジ』

『ヴィレッジ』を観る。『シックス・センス』の監督・M.ナイト・シャマランの最新作で、深い森に囲まれた“村”を舞台に、森に棲むと噂される未知の生命体を恐れ、自分たちの世界の中だけで生きる人間たちの姿を描いたスリラーである。 シャマランといえば“驚…

『美術館の隣の動物園』

『美術館の隣の動物園』を観る。韓国映画で、『おばあちゃんの家』の監督・イ・ジョンヒャンが初監督した作品である。主演はシム・ウナ。恋愛未経験で夢見がちな女性と、恋人にふられたばかりのリアリストの男性がメインキャストのラブストーリーである。 主…

『スウィングガールズ』

『スウィングガールズ』を観る。ビッグバンドにはまったダメ女子高生たちの成長の物語である。きっかけは夏休みの補習をさぼる口実だったのだが、次第にジャズの楽しさにはまっていく彼女たちの姿が描かれている。 平たく書けば、同じ矢口史靖監督の作品『ウ…

『シュレック2』

『シュレック2』を観る。ドリームワークスのCGアニメーション『シュレック』の続編である。心優しい怪物と、娘が怪物と結婚したことに悩む舅の確執を描いた物語である。道具立てはシリアスだが、そこはギャグ映画。パロディ、ギャグがてんこもりで、がっつり…

『犬は勘定に入れません あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎』

『犬は勘定に入れません あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎』(コニー・ウィリス/早川書房/2800円)を読み終える。過去への時間旅行が実現している2057年のイギリスを舞台に、未来人が歴史に干渉したことで生じた時空連続体の齟齬を解消するために、主…

『サンダーバード』

『サンダーバード』を観る。1965年にイギリスでTV放映され、世界各国で大ヒットした人形劇『サンダーバード』の実写映画化である。トレイシー家によって運営されている国際救助隊サンダーバードの活躍を描いている。 スタイリッシュなオープニング映像に、ま…

『シュレック』

『シュレック』を観る。ドリームワークスのCGアニメーションで、心の優しい怪物が、火を吹くドラゴンの城に囚われているプリンセスを助ける旅に出発するという物語である。 ある意味、現代版の『美女と野獣』で、本質的にはディズニー的な構造なのだが、ぴり…

『スパイダーマン2』

『スパイダーマン2』を観る。人気アメリカン・コミックスが原作の、遺伝子を組み換えたクモに刺されたことにより、特殊な能力を身につけた主人公の活躍を描いた映画の続編である。 今回の内容は、ヒーローであることで主人公の日常生活が悪化してしまい、と…

『スパイダーマン』

『スパイダーマン』を観る。人気アメリカン・コミックスが原作の、遺伝子を組み換えたスーパースパイダーに刺されたことにより、特殊な能力を身につけた主人公の活躍を描いた映画である。もともと観たかったにもかかわらず、タイミングを逸してしまっていた…

『The Power Play』2004,August

『The Power Play』を更新する。 今回は、前半に若手、後半にベテランを多く配したラインナップになっています。ちなみにMOTORWORKSは、 石田ショーキチ、黒沢健一、田村明浩、ホリノブヨシというメンバーです。 一押しは、スキマスイッチの『ふれて未来を』…

『キング・アーサー』

『キング・アーサー』を観る。剣と魔法の“アーサー王伝説”を映画化したものではなく、ローマ支配下の5世紀のブリテンを舞台とした西洋時代劇(not歴史映画)である。きっちりと作られた活劇で、アーサー王をはじめとする騎士たちの活躍を楽しむことができた。 …

『ラブドガン』

『ラブドガン』を観る。赤い拳銃を重要なモチーフに、組織のトップを殺した殺し屋・葉山田の逃亡生活と、彼を追う2人の殺し屋・丸山、種田の追跡を描いている。追跡する丸山が、逃げる葉山田の父親代わりだったということがストーリーのキー。人を殺すことを…

『好き好き大好き超愛してる。』

『好き好き大好き超愛してる。』(舞城王太郎/群像2004年1月号掲載)を読み終える。第131回芥川賞候補となった作品である(受賞せず)。癌で恋人を亡くした若手作家の話をメインに、4つの愛と生と死のエピソードが描かれている。 舞城王太郎らしいマシンガント…

『ガチャピンチャレンジシリーズ 2ndステージ』

『ガチャピンチャレンジシリーズ 2ndステージ』(PCBE-50968)を観る。ガチャピンがさまざまなスポーツにチャレンジするシリーズの第2弾で、今回はウィンドサーフィン、カヌー、ランドヨット、エアリアル、パラセーリング、2時間耐久バイクレースにチャレンジ…

『阿修羅ガール』

『阿修羅ガール』(舞城王太郎/新潮社/1400円)を読み終える。 第16回三島由紀夫賞受賞作である。主人公はちょっぴりヤンチャな女子高生・アイコ。トラブルに巻き込まれてしまった彼女の、あっちへこっちへの暴走の物語である。 この作品でも、舞城王太郎の…