2001-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『幻惑の死と使途』

『幻惑の死と使途』(森博嗣/講談社文庫/762円)を読み終える。犀川・萌絵シリーズの6作目である。天才奇術師・有里匠幻が衆人環視のショーの最中に殺され、しかも遺体は、霊柩車から消失。奇術師が何人も登場し、奇術のトリックとミステリのトリックがから…

『DANCE PARADISE PWL PERFECT HITS』

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『DANCE PARADISE PWL PERFECT HITS』(V.A./BVCM-31044) プロデュースチーム・ストック/エイトキン/ウォーターマンを中心としたPWLプロダクションもののダンス・コンピレーション。ユーロビートのクラシック的ナンバーがてんこもりになったアルバムである…

『ドリフだョ! 全員集合』(赤盤・青盤)

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『ドリフだョ! 全員集合』(ザ・ドリフターズ/TOCT-24482〜24483) 『ドリフだョ! 全員集合』(ザ・ドリフターズ/TOCT-24484〜24485) ザ・ドリフターズのベスト盤である。ビートルズの例に倣い、赤盤、青盤の2種類がある。TOCT-24482〜24483が赤盤でドリフの…

『スカイドライバー』

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『スカイドライバー』(堂島孝平/COCP-50440) 堂島のアンソロジーべストを入手する。彼の書くメロディーは、スウィートでPOPでかなり好きなのである。これは彼の過去の作品を1枚にまとめたもので(べスト盤ではないと思うが)、堂島のエッセンスを味わうことが…

『鉄鼠の檻』

『鉄鼠の檻』(京極夏彦/講談社/1456円)を読み終える。京極堂シリーズの4作めで、今回の舞台は箱根の山中にある人里離れた禅寺である。ぼくにとってこのシリーズの魅力は登場人物の(特に京極堂の)しゃべりタランティーノっぷりであるが、今回も禅について語…

『13デイズ』

『13デイズ』を観る。キューバ危機をモチーフとし、米国大統領ジョン・F・ケネディ、司法長官ロバート・ケネディ、大統領特別補佐官ケネス・オドネルの3人が、どのようにして核戦争の危機を乗り切ったかを描いた作品である。 過去の現実を基にしているだけに…