『レミーのおいしいレストラン』



レミーのおいしいレストラン』を観る。『トイ・ストーリー』、『モンスターズ・インク』、『ファインディング・ニモ』などでおなじみ、PIXAR社制作のCG映画である。卓越した味覚、嗅覚を持ち、人語を解するネズミ・レミーが、料理の苦手な見習いシェフ・リングイニと出会ったことで、シェフへの道を歩き出すというストーリーである。ネズミならではのトラブル(やはり厨房にネズミがいるのはねえ……)などに見舞われながら、料理人として一匹のネズミとして成長していくレミーの姿が描かれている。
さすがPIXAR映画、ストーリーはもちろんのことだが、映像の精緻さもすばらしかった。特に河の上の追跡シーンなど、実写と合成してるのかと思ったぐらいである。
個人的には、劇中にて言及される“批評”という行為に対する考え方に、シンパシーを覚えるとともにすごく考えさせられた。いい作品でした。

『レミーのおいしいレストラン』