『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』



スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』を観る。日本が舞台で、登場人物の大半が日本人、しかしセリフは全編英語の“西部劇”である。監督は三池崇史壇ノ浦の戦いから数百年後、源氏と平家が隠された財宝を巡って抗争を続ける寒村に、流れ者のガンマンが現れたことから始まる物語である。
荒唐無稽な設定同様、ストーリーも破天荒。突き抜けた感のあるバカバカしさ(ほめてます)が笑える作品である。源氏の白、平家の赤という源平特有の色が美しく使われ、壮絶なガンアクションシーンをはじめ映像もおもしろかった。
初日だけミラノ1上映ということで初日に鑑賞したのだが、大画面で観るとよりインパクトが大。個人的には楽しめたのだが、この作品、設定を受け入れられるか否かで、観た人の評価が変わるかもしれないですね。

『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』