『リトルダンサー』



リトルダンサー』を観る。
もう、ほんとおすすめ。観てっ。て感じの映画である。
内容は1980年代のイギリスの炭鉱都市を舞台に、炭坑労働者の息子がバレエダンサーをめざす物語。1980年代のイギリスといえば炭坑労働者のストライキがあり、主人公の少年一家もそのまっただ中にいる。既に母親を亡くし現在の生活も不安定、その上、父親はバレエを学ぶのを快く思っていないといったきつい状況だが、少年はこっそりとバレエを学び続ける。
物語の背景は暗いのだが、そこはかとないユーモアにあふれ、またなにより少年の明るさが魅力的である。笑えるしぐっとくるし、観た後に気もちが浄化されるような作品だった。

『リトル・ダンサー』