2000-01-01から1年間の記事一覧

『刑事の誇り』

『刑事の誇り』(マイクル・Z・リュ−イン/ハヤカワ文庫/720円)を読み終える。マイクル・Z・リュ−インのパウダー警部補ものである。パウダーの毒舌っぷりなど、生き生きとした会話が魅力的なハードボイルド小説である。いくつもの事件が並行して発生し、それ…

『山川一問一答日本史B用語問題集スペシャルエディション』

『山川一問一答日本史B用語問題集スペシャルエディション』(イマジニア/DMG-AN4J-JPN-1/2680円) 最近、バカっぽさがひじょうにやばい状況なため、少し勉強をしようと思い立つ。ある程度続けてやらなきゃ意味がないだろうということで、継続できる可能性の…

『隅の老人』

『隅の老人』(バロネス・オルツィ/ハヤカワ文庫/485円)を読み終える。喫茶店の片隅にいる謎の老人を主人公にした短編ミステリ集である。クラシカルな作品ではあるが、主人公のキャラクターに味があり、けっこう楽しめる。読む前は安楽椅子探偵ものだと思っ…

『詩的私的ジャック』

『詩的私的ジャック』(森博嗣/講談社文庫/695円)を読み終える。犀川と萌絵のシリーズの4作目である。今作も密室が舞台で、彼らが所属する国立N大学を中退したロッカー・結城稔(犀川は形式的ではあるが、その担任)がキーパースン。 犀川の論理的な思考法は…

『アイアン・ジャイアント』

『アイアン・ジャイアント』をビデオで観る。宇宙から飛来した巨大ロボットと少年との交流を描いた物語である。舞台となるのは1960年代のアメリカの田舎町。舞台設定のせいか、クラシックな絵柄・クラシックなストーリーで懐かしさが喚起させられる。ただク…

『The Power Play』2000,May

夕方には仕事が片付いたので、ひさびさに『The Power Play』を更新する。 今回の一押しは櫛引彩香の『サンシャイン96』。『mush☆room』(櫛引彩香/TOCT24347)の1曲めの楽曲です。前回の一押し『雨のち晴れ』と同様、ヒックスヴィルがプロデュースの、涼やか…

『ジョビジョバ大ピンチ』

『ジョビジョバ大ピンチ』(PCVC10972)をビデオで観る。お笑いグループ・ジョビジョバの舞台をビデオ化したものである。映画『スペーストラベラーズ』を観て、その原作である舞台にも興味を持ち、観ることにした。 ストーリーの大筋は映画とほぼ同じで、銀行…

『mush☆room』『鮫とハイビスカス』

CD

『mush☆room』(櫛引彩香/TOCT24347) 『鮫とハイビスカス』(プレイグス/KTCR1674) 『mush☆room』は櫛引彩香のファーストアルバム。『雨のち晴れ』がひじょうによかったので、アルバムもチェックしてみたのである。早速聴いてみたのだが、すっごくいいでき。…

『スペーストラベラーズ』

『スペーストラベラーズ』を観る。銀行強盗と監禁された人質の織りなす、人間模様を描いた映画である。監督が『踊る大捜査線』の本広克行、原作がジョビジョバ(『ジョビジョバ大ピンチ』)、主演が金城武とひじょうに豪華で、けっこう期待して観に行ったわけ…

自転車を購入

ようやく自転車を購入。以前の愛車が盗まれてから、4ヶ月以上経過したからである。過去2度盗まれて、2度とも戻ってきたのだが、3度めはなかったようだ。 というわけでさっそく新宿へ行く。ひさびさに自転車に乗ったら、ドリカムの『Ring! Ring! Ring!』が心…

『ストレイト・ストーリー』

『ストレイト・ストーリー』を観る。73歳のアルヴィン・ストレイトが、アイオワからウィスコンシン州へとトラクターで旅する、実話を基にしたロードムービーである。トラクターの時速は5マイル(8キロ)、ウィスコンシンまでの距離は560km。この気の遠くなるよ…

『ブギ−ポップは笑わない』

心静かな日曜日。『ブギ−ポップは笑わない』(上遠野浩平/電撃文庫/550円)を読み終える。ホラーテイストのちりばめられた学園小説である。確かによくできた小説で、若者たちに人気があるのもうなずける。ぼくもキャラクターと同じように高校生だったら、も…

『夏のダイヤモンド』

『夏のダイヤモンド』(高瀬美恵/小学館キャンバス文庫/562円)を読み終える。タイムスリップもので、1985年が舞台の物語である。歴史を改編しちゃったりするような大きな話ではないのだけど、けっこうじんと来るようなしみじみとしたいい話だった。でもこれ…

『勝訴ストリップ』

CD

『勝訴ストリップ』(椎名林檎/TOCT-24321) ようやく入手。いいアルバムですよ、ほんとに。

『島津奔る』

『島津奔る』(池宮彰一郎/新潮社/上・1900円、下・1900円)を読み終える。関ヶ原の合戦前後の島津家を巡る物語である。関ヶ原の合戦に際し、西軍に属した島津軍はまったく戦闘行動を取らず、行なったことといえば、西軍の敗北が決定的になってから、東軍の…

『J・SIX・BABYS』『SUNRISE日本』

CD

『J・SIX・BABYS』(ジョビジョバ/PCCG-00529) 『SUNRISE日本』(嵐/PCCJ-00001) 『J・SIX・BABYS』はジョビジョバのお笑いネタCD。音だけでも十分に笑えるというのがすごい。おすすめ。 『SUNRISE日本』は嵐のセカンドシングル。なんとフリスビーが12cmCDの…

『ボンゴレオ』

CD

『ボンゴレオ』(ジョビジョバ/PCDG-00118) 『ボンゴレオ』は人気急上昇中のお笑いグル−ブ・ジョビジョバのシングル。インチキラテンタッチのコミックソングである。歌だけでなくネタも2本入っており、お笑い好きにはうれしい内容。

『桜の木の下』

CD

『桜の木の下』(aiko/PCCA-01415) aikoのNewアルバムを入手する。『花火』『カブトムシ』『桃色』『桜の時』といったヒットシングルが収録されている。さすがにいい曲が粒揃いで、ひじょうにおいしい1枚である。シングル以外の楽曲では、『愛の病』という曲…

『bobsleigh』

CD

『bobsleigh』(Clingon/TOCT-24308) ClingonはBEN FOLDS FIVEをよりロックよりにした感じの、ピアノを前面に出したバンドです。ちなみに邦楽アーティスト。

『The Power Play』2000,February

『The Power Play』を更新する。 今回の一押しは櫛引彩香の『雨のち晴れ』。リリースはちょっと前なんだけど、涼やかな感じが好感触な曲である。ちなみにプロデュースはヒックスヴィル。二押しはaikoの『愛の病』。3/1発売のアルバム『桜の木の下』(aiko/PC…

『トイストーリー2』

『トイストーリー2』の試写を観に行く。前作は文句なしのおもしろさだったので、今回も期待は大きい。 始まってすぐ、超ハイクオリティな映像に度肝を抜かれると、後は一気にエンディングまで。話の作り自体はオーソドックスなのだが、観客の意識をそらさな…

『Here』

CD

『Here』(GRAPEVINE/PCCA-01423) 『Here』はミドルテンポの楽曲が多いためそれほど派手さはないのだが、うねるようなギターと泣きのメロディーがけっこう心に来る。

『エリーのアトリエ』

『エリーのアトリエ』(GB/イマジニア) さくらやにふらっと入ったら『エリーのアトリエ(フィギュア付き)』が売ってるんですよ。おまけ付きにこてんぱんに弱いぼくは、思わず手に取ってレジに向かってしまったわけですよ。しかしその直前に靴を買ってしまった…

『あ・じゃ・ぱん!』

と、いったわけで『あ・じゃ・ぱん!』(矢作俊彦/新潮社/上・2400円、下・2800円)を読み終える(『あ・じゃ・ぱん!』風言い回し)。第2次世界大戦の後、東西に分断された日本が舞台の、パラレルワールドストーリーである。ベルリンの壁の崩壊時期のような激動…

『桃太郎電鉄V』

『桃太郎電鉄V』(PS/SLPS-02458) ご存知、さくまあきらさんの傑作ボードゲームである。

『The Power Play』2000,January

新しい『The Power Play』を作るべく、ネタのチェックを行なう。今回の出物はHarvestの『Feelin'Groovy』(あやめさん情報)。ROUND TABLEのテイストに、小沢健二の『LIFE』のフレーバーをちりばめたような感じで、かなりよかったです。 あとは我那覇美奈の『…

『Reverb』『Life』『煌めきの瞬間』

CD

『Reverb』(GRAPEVINE/PCCA-1407) 『Life』(MIHO/PCCA-1408) 『煌めきの瞬間』(深田恭子/PCCA-1406) 『Reverb』は、『スロウ』に連なるマイナーなメロディのロック。GRAPEVINEらしさのあふれる楽曲である。PVもかなりかっこいい。カラオケで歌う気満々で…

『狂骨の夢』

『狂骨の夢』(京極夏彦/講談社ノベルス/1068円)を読み終える。髑髏にまつわるさまざまな猟奇的な事件を骨格としたストーリーである。2人分の記憶を持つ女性、異常な夢に悩む精神分析学者、トラウマを抱える牧師といったキャラクターがからんで物語はふくら…

『RECYCLE』『Bonnie’s Kitchen #2』

CD

『RECYCLE』(スピッツ/POCH-1900) 『Bonnie's Kitchen #2』(Bonnie Pink/PCCA-1405) 『RECYCLE』はスピッツのベスト盤。必携の内容である。 ボニピンのベスト盤第2弾は全曲英語詞。彼女のもう一つの面を鮮明に打ち出した内容になっています。