オクトーバーフェスト
念願のオクトーバーフェストに行く日です。空は見事な青空!!
ミュンヘン中央駅からはバイエルンの民族衣装を着た集団の後につき、オクトーバーフェスト会場へ。徒歩で20分ほどで到着しました。
10時半ちょい前に、友人グループと合流しようとしていたHacker-Pschorr(ハッカープショール)のテントに着いたのですが、既にテントの中は人でいっぱい。辛うじて自分たちのグループのスペースだけ、押さえることができました。友人によると、火曜日は11時前でもある程度、席の確保はできたそうなのですが、金曜日は早い立ち上がりだったようですね。
↓開始早々のオクトーバーフェスト会場。会場外にはそれほど人はいなかったけど……。
↓Hacker-Pschorr(ハッカープショール)のテント
Hacker-Pschorr(ハッカープショール)のテントは、水色をベースにした絵が描かれ、華やかで明るい雰囲気。2008年にオクトーバーフェストに来た時はテント内に入れなかったので、ようやく念願が叶ったことにめちゃめちゃうれしくなります。落ち着いたところで、ビールとプレッツェルとヴァイスブルストをオーダー。
↓人でいっぱいのHacker-Pschorr(ハッカープショール)のテント
まだまだ午前中だというのに、テント内はアホのように盛り上がっています。それにあおられるように、自分のテンションもぐんぐんと上昇(笑)。Mass(マース/1リットルジョッキ)を一気飲みする人も多数いて、なんだか自分もやりたくなりましたが、アルコール度数なども鑑み自重しました(笑)。
↓Hacker-Pschorr(ハッカープショール)のMass。
Hacker-Pschorr(ハッカープショール)のテントの後は、Augustiner(アウグスティーナー)のテントへ。緑を基調としたシックな内装のテントです。こちらも1階は満席、2階に席を見つけ、下のフロアの盛り上がりっぷりを楽しく眺めつつ、周囲の人たちと大盛り上がり(笑)。
↓Augustiner(アウグスティーナー)のテント。
↓Augustiner(アウグスティーナー)のMass。
会場内はあまりに広く、自分もあまりに酔っ払っていたせいか、どうやら集合場所を間違えていたらしく、結局、グループのみんなとはミュンヘン中央駅で落ち合うことになったのでした。帰りはICEの中で爆睡、ホテルに着くと、一気に気を失ってしまいました。
※教訓:ちゃんと地図を持ち、テントの位置をきちんと把握の上、行動しよう。
アウグスブルク
店内にビールの醸造所があるKönig von Flandern(居酒屋/Karolinenstraße 12, 86150 AUGSBURG, GERMANY/(+49)821-158050/ http://www.koenigvonflandern.de/ )で遅めのランチ。バイエルンの名物料理の盛り合わせ(Bayernteller)はボリュームたっぷりで、ソーセージをはじめとする様々な肉料理をおつまみに、お店で醸造したヴァイスビール、ヘレスビール、デュンケルを楽しみました。
↓店内の醸造施設
【飲んだビール】
Drei-Heller-Bier Hell(0.30l)……(2.30E)
Drei-Heller-Bier Dunkel(0.30l)……(2.30E)
……できたて感満点のおいしいビールでした。
【食べた料理】
Bayernteller - 3 Stück Bratwürstl, warmer Wacholdersaftschinken, Sauerkraut, Leberknödel……(8.70E)
……地元料理をまとめてオーダーできるのはすごく楽ですね。日本のビヤホールで供されているような、どことなくジャンクな感じがナイス。
マイセン→ドレスデン
マイセン観光。ランチは“MEISSNER SCHWERTER BRAUEREI”と書かれた立看板に興味を引かれ、Gaststätte“Meißner Hof”(レストラン/Lorenzgasse 7, 01662 MEISSEN, GERMANY/(+49)3521-452497/ http://www.gaststätte-meissnerhof.de/ )に入りました。
【飲んだビール】
Meissner Schwerter Privat Pils (Fassbier)(0.30l)……(1.60E)
……よく歩いたからか、ビールが染みるくらいおいしかったです。
【食べた料理】
Lachsschnitte auf grünen Nudeln, dazu Rahmchampignons……(9.20E)
……サーモンとマッシュルームのクリームパスタ(緑の麺)。ちゃんとしたクオリティ。
Grillhaxe mit Sauerkraut und Kloessen……(7.80E)
……豚のすね肉のグリルとザウアークラウトとじゃがいも団子。豚のすね肉は、脂の部分がカリカリになるくらい香ばしく焼かれ、洋風焼豚的なテイストでビールのつまみにバッチリでした。
Federweisser und Zwiebelkuchen……(3.90E)
……フェーダーヴァイサーと玉ねぎのキッシュ。フェーダーヴァイサーは前日に飲んだものよりややワインに寄っていましたが、さわやかな甘さと炭酸の爽快感はひじょうにおいしかったです。
マイセン、ドレスデンでの観光を終え、ライプツィヒに戻りディナー。二日連続でAuerbachs Keller Leipzig(アウアーバッハス・ケラー)(レストラン/Mädler Passage Grimmaische Straße 2-4, 04109 LEIPZIG, GERMANY/(+49)341-216100/ http://www.auerbachs-keller-leipzig.de )へ。ビールを飲んだ後は、樽出しの白ワインに赤ワイン。ドイツというと白ワインがメインらしいのですが(フランケンワインも白ですよね)、ここでは赤ワインがおいしかったです。
【飲んだビール】
Ur-Krostitzer Premium(0.5l)……(4.10E)
……3夜連続でUr-Krostitzer。
【食べた料理】
SCHÜSSELN AUF DEN TISCH (Ein heimisches Schmorgericht mit Pilzfrikassee hausgemachtem Kraut, Kartoffelklößen und Kroketten)……(12.90E)
……名物煮込み料理(この日は猪)ときのこのクリーム煮、自家製ハーブ、じゃがいも団子とコロッケ添え。
GEBRATENES HEILBUTTFILET auf Pernodsauce mit Thymiantomaten, Blattspinat und Mozzarella überbacken……(16.70E)
……大鮃のグリルのハーブトマト、ほうれん草、モッツァレラのせペルノーソースがけ。
LACHS-NUDEL-AUFLAUF mit Broccoli, Spinat, Lauch und Crevetten……(16.50E)
……ブロッコリー、ほうれん草、ポロねぎ、海老入りの鮭とヌードルのグラタン。
AUSWAHL heimischer und internationaler Käsesorten kleinere Portion……(5.40E)
……チーズの盛り合わせ。ワインのつまみにはやはりチーズですね。
戦車博物館(Panzermuseum)
ムンスターの戦車博物館を観光。戦車を満喫した後は、出入り口を出たすぐにあるFutterkiste(ドイツ料理屋/Hans-Krüger-Strasse 28, 29633 MUNSTER, GERMANY/(+49)5192-964915 / http://www.branchenbuchsuche.de/futterkiste-in-munster_660974 )で遅めのランチ。
↓戦車博物館を出てすぐのところにあります。
あまり期待せずにふらっと入ったんですが、これが大当たり。ここで飲んだDetmolder Pils( http://www.brauerei-strate.de/ )のおいしかったこと!! 口の中でふわっとふくらむハーブのような独特のフレーバーに、おおっと思わされました。また食べ物の方も、黄身が半熟の目玉焼きがかかったレバーケーゼがばかうまで、大満足のひと時を過ごすことができました。
【飲んだビール】
Schneider Weisse(0.5l)……(3.30E)
Detmolder Pils gross(0.5l)……(3.30E)
……Schneider Weisseもおいしかったんですが、Detmolder Pilsには驚かされましたね。すごく好みの味でした。
【食べた料理】
Leberkäse mit Bratkartoffelu Spiegelei……(5.95E)
……ばかうまのレバーケーゼ。黄身が半熟の目玉焼きがかかっているのがたまらん。つけあわせのポテト炒めもうますぎる。ビールのつまみには最高の一皿でした。
Bockwurst mit Brot(180g)……(2.65E)
……ソーセージ。ビールとソーセージは鉄板でしょう。
この日の夕食は、ゲーテ行きつけの飲み屋であるAuerbachs Keller Leipzig(アウアーバッハス・ケラー)(レストラン/Mädler Passage Grimmaische Straße 2-4, 04109 LEIPZIG, GERMANY/(+49)341-216100/ http://www.auerbachs-keller-leipzig.de )。お客の平均年齢の高さが、お店の歴史と格を感じさせます。英語メニューがあったので、ドイツ語がわからなくても安です心。ウェイトレスがロコビール or Otherと聞いてきたのでロコビールを頼んだところ、Ur-Krostitzerが出てきました。頼んだ料理はCHEFSALADとHOME MADE BEEF ROULADES。どれもオーソドックスな安心できる味でした。
【飲んだビール】
Ur-Krostitzer Premium(0.5l)……(4,10E)
Ur-Krostitzer Schwarzes(0.5l)……(4,10E)
↓前夜に引き続き、Ur-Krostitzer。これはピルスナー。
【食べた料理】
CHEFSALAD(leaf salad with shrimp skewers, slices of salmon, tuna and matching ingredients)……(12.90E)
……オーソドックスな海鮮サラダでした。
HOME MADE BEEF ROULADES with red cabbage and Saxon potato dumplings……(11.90E)
……ドイツ語ではRinderroulade。野菜を牛肉で巻いて煮込んだ料理。 付けあわせの赤キャベツもビールに合います。
ケルンでケルシュとフェーダーヴァイサー→ライプツィヒ
KARSTADT(百貨店/Breite Straße 103-135, 50667 KOELN, GERMANY/(+49)221-20390/ http://www.karstadt.de/ )の地下の食品コーナーで、フェーダーヴァイサー(Federweisser)を購入しました。フェーダーヴァイサーとは発酵途中の白ワインのことで、イメージとしては超ヤングなスパークリングワイン。元々の意味は“羽の白”で、酵母でにごっていることに由来します。玉ねぎのキッシュ(Zwiebelkuchen)といっしょに飲食するのが定番だとか。合わせて紙コップも購入して街角で少し飲んでみたんですが、さわやかな甘みに炭酸の爽快感が加わってめちゃめちゃおいしいです。フェーダーヴァイサーは9月〜10月にしか飲めないそうで、まさにこの時期しか飲めない飲み物。旬のものを飲んでいるという感覚が、おいしさを増してくれているのかもしれませんね。
↓これがフェーダーヴァイサー(Federweisser)。
続けてFrüh am Dom(居酒屋/Am Hof 12-14, 50667 KOELN, GERMANY/(+49)221-2613211/ http://www.frueh.de/ )でランチ&ケルシュ。聖堂のすぐ近くの居酒屋で、ケルン三大ケルシュメーカーの店だとか。天気もよく、屋外のパラソルの下での食事は気分がいいですね。
↓パラソルの下より。
【飲んだビール】
Früh Kölsch(0.20l)……(1.60E)
……天気のいい昼間に、野外で飲むビールは最高です。
【食べた料理】
Kasseler mit Sauerkraut Kartoffelpüree……(12.80E)
……塩漬け豚肉の燻製、ザウアークラウトとじゃがいもサラダ添え。ハム系の味。ビールに合わないわけがない。
Rheinischer Sauerbraten mit Kartoffelklößen und frischem Apfelkompott……(13.95E)
……ライン風ザワーブラーテン(ワインと酢でマリネした牛肉の煮込み)、ポテトダンプリングとアップルコンポート。牛肉の煮込みがビールに合わないわけがない。付け合せのじゃがいももナイス。
ライプツィヒへ移動。ヨーロッパで2番目に古いカフェ・レストランのCOFFE BAUM(カフェ・バウム)(カフェ/Kleine Fleischergasse 4, 04109 LEIPZIG, GERMANY/(+49)341-9610061/ http://www.coffebaum.de )へ行きました。ここはアウグスト強王、シューマン、ゲーテも通った店だとか。テラスで飲んだんですが、長袖Tシャツだけだと、天気はよくとも夜は冷えますね。
↓風格を感じさせるカフェ・バウムの入り口
【飲んだビール】
Ur-Krostitzer Pilsner(0.5l)……(3.80E)
Ur-Krostitzer Schwarzbier(0.5l)……(3.85E)
……Ur-Krostitzer Pilsner、Schwarzbierともオーソドックスな味わいがよかったです。
【食べた料理】
Aufgespiesstes(Schweinsfilet, Putenfilet, Lammfilet und Entrecote)……(15.30E)
……各種の肉の串焼き。肉はもちろん、付け合わせのポテト炒めもよかったです。
Fischpfanne vom Lachs -, Pangasius und Zanderfilet auf Gemüse Reis und Kräuter- Champignons……(15.90E)
……鮭と鯰とカワカマスのフライ。こちらの付け合わせのライスも意外においしい。
Wuerstchen-Spiess……(9.50E)
……ソーセージ盛り合わせ。付け合せのポテトが冷食のギザギザポテトフライっぽかったです(笑)。とかいいつつ、マヨネーズやマスタードをを付けながら食べると、つまみにはいいですね。
ケルンでケルシュ
ドイツ旅行初日です。フランクフルトには14:15着、電車で最初の目的地・ケルンへと向かいます。1時間ほどでケルンに着き、駅を出るとすぐ外には世界遺産であるケルン大聖堂が!! その大きさと駅からの近さに驚かされます。
早めの夕食を摂るべく、Brauhaus Sünner Im Walfisch(居酒屋/Salzgasse 13, 50667 KOELN, GERMANY/(+49)221-2577879/ http://www.walfisch.net/ )へと向かいます。ケルンなので、もちろんビールはケルシュ、SÜNNERの5リットル入りビアタワーをオーダー(39.50E)。そのタワーの高さには、飲む前からワクワクさせられました(笑)。
おつまみには、チーズとハムを挟んだシュニッツェルやソーセージなど。ケルシュビールはさらっとした飲み口で、すいすいいけますね。タワー内のビールは順調に高さを減らし、きっちりと完飲しました。おいしかったです。
【飲んだビール】
Kölsch 5er-Turm(5.0l)……(39.50E)
……SÜNNERの5リットル入りビアタワー。インパクトのある外観が楽しいです。
↓200mlのグラスで飲みます。
【食べた料理】
Gefüelltes Schnitzel mit Rauchschinken und Mozzarella……(14.80E)
……シュニッツェルの詰め物。チーズとハムを挟んだシュニッツェル。揚げもの大好きー(笑)。
Brauers Rosenkranz (frischer Bratwurstkringel auf Wirsinggemüse und Bratkartoffeln)……(13.30E)
……醸造者の薔薇の冠(キャベツとポテトと巻ソーセージ)。名前は仰々しいですが(笑)、日本のビヤホールでも定番の品々ですね。
Feinschmecker Küferpfanne (Schweinemedallions mit Sahnechampignons, Kräuterrührei,Sauce Hollandaise, Bratkartoffeln und Salat)……(18.30E)
……グルメな樽職人のフライパン(豚肉のメダリオンのきのこクリーム、ハーブのスクランブルエッグ、オランデーズソース、フライドポテトとサラダ)。ボリューム感のあるおいしい料理でした。