『THE LAST MESSAGE 海猿』

『THE LAST MESSAGE 海猿』の試写に行きました。映画『海猿』→TVドラマ『海猿 EVOLUTION』→映画『LIMIT OF LOVE 海猿』と続く『海猿』シリーズの4作目です。今作では、大型台風と火災の猛威にさらされる天然ガスプラントで、救助活動にあたる海上保安官(機動救難隊員)の姿を描いています。
このシリーズを通して感じるのが、主人公である仙崎大輔の魅力。仙崎のノーテンキなキャラクターを描くシークエンスと、事故の危機的状況を描くシークエンスとがストーリーにうまく緩急を付けてくれ、物語へと引き込んで行く力を与えるとともに、鑑賞後にさわやかな気持ちを残してくれるような気がします。今回はシリーズ完結編ということで過去の映像もふんだんに盛り込まれており、懐かしさに胸がギューっとなりました。


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ドイツビアホール ツム ビアホフ

ドイツビアホール ツム ビアホフ(東京都新宿区歌舞伎町1-16-1 今宮ビル5F/03-5155-0908/ http://www.eyema-ent.co.jp/shop/shop01.html )にて、ドイツ旅行の最終打ち合わせ。この日はヨーデル歌手・北川桜さんによる毎月定例ライブが開催されていて、その歌を聴きながらドイツビールを飲んでいると、一層ドイツ気分が盛り上がります。途中、フォークダンスのような参加型のイベントもあり、店内の客みんなで大騒ぎできたのはめちゃめちゃ楽しかったです。

『トイ・ストーリー3』

トイ・ストーリー3』を観ました。 PIXAR社制作の看板CG映画シリーズの3作目です。『トイ・ストーリー2』を観たのは2000年なので、10年ぶりの再会となります。1作目では6歳だったおもちゃたちの持ち主であるアンディが、3では大学進学のために自宅を離れる年齢へと成長しています。
今回は3D映像で観たのですが、キャラクターたちと3D表現がうまくマッチし、作品世界にずっぽりとはまりこみます。だからか自分が子供の頃にいっしょに過ごしたおもちゃたちのことが何気に思い出され、ラストシーンには胸がぎゅーっとなりました。おすすめです。
個人的には、バービーとケンのシークエンスに何度も笑わされてしまいましたね。


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プレミアムな味わい!!「サントリー武蔵野ビール工場トワイライト・ツアー」に参加してきました。

ブロガーイベント「サントリー武蔵野ビール工場トワイライト・ツアー」に参加してきました。「トワイライト・ツアー」とは、サントリー武蔵野ビール工場・京都ビール工場・九州熊本工場で行なわれている「2010年 ザ・プレミアム・モルツ講座」をコンパクトにアレンジし、ビール気分が高まる夕暮れから開催される見学ツアーのこと。驚いたのはこのイベント、もう6月〜7月実施分は予約でいっぱいになってしまったとか。
↓かの有名なビール工場



イベントは、ザ・プレミアム・モルツのプロモーション映像からスタート。続けて醸造技師の林さんによる、「ザ・プレミアム・モルツセミナー。林さんを紹介するスライドには入社当時の初々しい写真が貼付され、現在のルックスとの違いは「ビールに育てていただいた」からだとか。その軽妙な語り口に、冒頭から和んだ雰囲気になります。
醸造技師の林さん



個人的に印象に残ったのは、クオリティコントロールに関する仕事のお話。「官能検査」と呼ばれる、人間による検査を行なっているそうなんですが、その実施時間は空腹時、11:30スタートで、毎日、50mlのプラカップでビールを20〜25杯飲むんだとか!! ビールを好きじゃなければできない仕事だとは思いますが、好きでもきつい時はあるんじゃないかと、日々、肝臓の衰えを感じている自分としては、いつもと同じもの、バランスの取れた一定品質のものを作り続けるために努力するスタッフのみなさんに、あらためて頭の下がる思いがしました。「工場の人間はハートを持ってモノづくりをしている」との締めのことばも響きましたね。
その後は工場内の見学。釜があるので、室内はややむし暑い感じ。
↓釜、でかっ!!



いろいろな工程を見学した後、「秘密の扉」を開けて、ザ・プレミアム・モルツを生み出したミニブルワリーへ。思った以上にこじんまりとした設備でした。
↓秘密の扉



↓ミニブルワリー内部



そしていよいよ試飲!!
↓ずらりと並んだジョッキがたまらん(笑)。



新鮮だからか注ぎ方がいいのか工場見学をしたからか、普段飲んでいるザ・プレミアム・モルツより、きめ細やかな味わいでめちゃめちゃおいしい!! ぐぐっと一気に行きたいところでしたが、逸る気持ちを抑えてじっくりと味わいます。続けて出されたザ・プレミアム・モルツ〈黒〉も、しっかりとした味わいがすばらしかったです。
ザ・プレミアム・モルツ〈黒〉



実は個人的にはヴァイスビールが好きなので、近くに座っていた林技師にヴァイスビールは作らないのか聞いてみたところ、「ヴァイスを作るのは難しい。品質が安定しなくて、技師泣かせである」との回答にちょっと残念。このあたりは、音楽レーベルでいうところのメジャーとインディーズの住み分けのジャンルなのかもしれないですね。
充実の工場見学を終えた後は、分倍河原へ流れてオフ会。ザ・プレミアム・モルツをこれでもかとばかりに飲んだのでした。

『日比谷オクトーバーフェスト 2010』

仕事を終え、日比谷公園で開催中の『日比谷オクトーバーフェスト 2010』( http://www.oktober-fest.jp/index.html ) へ行ってきました。土日はビールを買うのにすごく並んだという話でしたが、会場にはほとんど空席はなかったものの、大榮産業の売り場はほぼ待ち時間なし。エルディンガーヴァイスビアをさっくり購入して立ち飲みします。続けてジャーマンソーセージを購入しダッシュで食べ終え、再びエルディンガーを買いにテントの前を通りかかると、テント内にいた友人が発見してくれ、そこに合流してのんびりとエルディンガー。短い時間でしたが、野外ビールを楽しむことができました。

『13日間で「名文」を書けるようになる方法』

『13日間で「名文」を書けるようになる方法』(高橋源一郎朝日新聞出版/1800円)を読み終えました。作家・高橋源一郎明治学院大学国際学部で行なった「言語表現法」の講義をテキスト化したものです。講義のスタイルは“わたしは、学生諸君に、わたしが好きな「文章」を読んでもらう。それから、なにか課題を出し、学生諸君に、「文章」を書いてもらう。そして、それらの「文章」について、学生諸君といろいろ話し合う、というか考える。”というもの。出される課題は、「ラヴレター」だったり、「憲法」もしくは「憲法前文」だったり(その「憲法」によって治められている国は、現実に存在しない国でもかまわない)、『もし、1日しか記憶がもたないとしたら、という仮定の下で、1日分の日記を書いてくること』だったり、とにかくユニークなものなんですが、それに関して書かれた学生たちの文章がこれまたすばらしい!! 若く瑞々しく、キラキラとしてかわいらしく、そのストレートな文章はまぶしくて読んでいてホロっと来る程。「名文」満載のすてきな本でした。おすすめです。

『13日間で「名文」を書けるようになる方法』

以下、印象に残ったことを箇条書き。

検閲を警戒すること。しかし忘れないこと――社会においても個々人の生活においてももっとも強力で深層にひそむ検閲は、自己検閲です。(スーザン・ソンタグ/P.9)


少なくとも一日一回は、もし自分が、旅券をもたず、冷蔵庫と電話のある住居をもたないでこの地球上に生き、飛行機に一度も乗ったことのない、膨大で圧倒的な数の人々の一員だったら、と想像してみてください。(スーザン・ソンタグ/P.10)


最後になりますが、私の好きな言葉は「日々精進」です。私は、毎日ちょっぴりでも、何か頑張れたなぁと思えることがあると、その日は「今日の精進達成☆」と思って、良い気分でぐっすり眠れる気分になるのです。(F・S/P.80)
…… 「精進達成」という堅いことばに☆が付くのがかわいい。


「自己紹介」とは、それを読んでくれた人が、そのことによって、そのことをきっかけとして、もっとその人間のことを知りたいと思うような、なにか、のことです。(P.87)


〈(2005年度版『世界憲法全覧』民明書房編・発行より)

ベッドの下連邦共和国憲法 (P.221)
……今の若者も「民明書房」を知っているんだ!!


「あなたたち」などという人間はいません。「あなた」と「あなた」と「あなた」だけが存在するのです。(P.323)


最高の「演説」とは、どこかで、というか、もっとも効果的なところで「希望」ということばを使うものだ、といえるかもしれません。(P.327)


最初はY・Mさん。すごく、いい詩を書きましたね。

(えへん。わたしもそう思います) (「詩」をひとつ選び、自分がその「詩」の作者だとして、それを書いた理由を考えてくる、という課題/P.359)
……「えへん」というのがかわいすぎる(笑)。


(これ、サイトの書き込みへの「レス」なんで、「演説」じゃないかもしれないんですけど。人前でしゃべったりしないし) (P.384)
……この演説は刺さりました。ぐっと来た。

餃子バル

餃子バル(東京都中野区大和町1-65-5-1F/03-3223-1369/http://www.1964.jp/) で飲みました。スペイン・バル的な雰囲気の中で、餃子を食べられる店です。メインメニューは博多流薄皮餃子。
焼餃子、シソ焼き餃子をオーダーしたんですが、どちらもパリっとした食感でひじょうにおいしい。焼餃子とゆず胡椒のコンビネーション、シソ焼き餃子の風味にビールがさくさく進みます。春キャベツの肉味噌添えもまたおいしく、大満足できました。