プレミアムな味わい!!「サントリー武蔵野ビール工場トワイライト・ツアー」に参加してきました。

ブロガーイベント「サントリー武蔵野ビール工場トワイライト・ツアー」に参加してきました。「トワイライト・ツアー」とは、サントリー武蔵野ビール工場・京都ビール工場・九州熊本工場で行なわれている「2010年 ザ・プレミアム・モルツ講座」をコンパクトにアレンジし、ビール気分が高まる夕暮れから開催される見学ツアーのこと。驚いたのはこのイベント、もう6月〜7月実施分は予約でいっぱいになってしまったとか。
↓かの有名なビール工場



イベントは、ザ・プレミアム・モルツのプロモーション映像からスタート。続けて醸造技師の林さんによる、「ザ・プレミアム・モルツセミナー。林さんを紹介するスライドには入社当時の初々しい写真が貼付され、現在のルックスとの違いは「ビールに育てていただいた」からだとか。その軽妙な語り口に、冒頭から和んだ雰囲気になります。
醸造技師の林さん



個人的に印象に残ったのは、クオリティコントロールに関する仕事のお話。「官能検査」と呼ばれる、人間による検査を行なっているそうなんですが、その実施時間は空腹時、11:30スタートで、毎日、50mlのプラカップでビールを20〜25杯飲むんだとか!! ビールを好きじゃなければできない仕事だとは思いますが、好きでもきつい時はあるんじゃないかと、日々、肝臓の衰えを感じている自分としては、いつもと同じもの、バランスの取れた一定品質のものを作り続けるために努力するスタッフのみなさんに、あらためて頭の下がる思いがしました。「工場の人間はハートを持ってモノづくりをしている」との締めのことばも響きましたね。
その後は工場内の見学。釜があるので、室内はややむし暑い感じ。
↓釜、でかっ!!



いろいろな工程を見学した後、「秘密の扉」を開けて、ザ・プレミアム・モルツを生み出したミニブルワリーへ。思った以上にこじんまりとした設備でした。
↓秘密の扉



↓ミニブルワリー内部



そしていよいよ試飲!!
↓ずらりと並んだジョッキがたまらん(笑)。



新鮮だからか注ぎ方がいいのか工場見学をしたからか、普段飲んでいるザ・プレミアム・モルツより、きめ細やかな味わいでめちゃめちゃおいしい!! ぐぐっと一気に行きたいところでしたが、逸る気持ちを抑えてじっくりと味わいます。続けて出されたザ・プレミアム・モルツ〈黒〉も、しっかりとした味わいがすばらしかったです。
ザ・プレミアム・モルツ〈黒〉



実は個人的にはヴァイスビールが好きなので、近くに座っていた林技師にヴァイスビールは作らないのか聞いてみたところ、「ヴァイスを作るのは難しい。品質が安定しなくて、技師泣かせである」との回答にちょっと残念。このあたりは、音楽レーベルでいうところのメジャーとインディーズの住み分けのジャンルなのかもしれないですね。
充実の工場見学を終えた後は、分倍河原へ流れてオフ会。ザ・プレミアム・モルツをこれでもかとばかりに飲んだのでした。