2005-02-16 『人のセックスを笑うな』 本/感想 『人のセックスを笑うな』(山崎ナオコーラ/河出書房新社/1000円)を読み終える。第41回文藝賞を受賞し、第132回芥川賞の候補(受賞せず)になった、美術系の専門学校の生徒(19歳)と女講師(39歳・既婚)の恋愛を描いた小説である。すっとぼけたタイトルとキテレツなペンネームに興味をひかれて読んだのだが、内容はオーソドックスな私小説だった。 『人のセックスを笑うな』