『ラブソングができるまで』



映画『ラブソングができるまで』を観に行く。ヒュー・グラントドリュー・バリモア主演のラブコメディである。ヒュー・グラントが演じるのは、80年代に大人気だったバンドの元ボーカル。過去の人になってしまった彼が、若者に絶大な人気があるシンガーからの楽曲の発注に応じるべく、曲作りをしていくというのがストーリーである。ふとしたきっかけで、作詞を担当することになるのが、ドリュー・バリモア演じる有名作家に失恋した女性。ふたりが作り上げていく楽曲と、共同で制作をしていく過程で変化していくふたりの関係の、それぞれの行方が描かれている。ヒュー・グラントドリュー・バリモア、ラブコメディということばから、なんとなく内容をイメージして観に行ったのだが、まさに期待通りの作品だった。おもしろかった!!
2番目のキス』でも思ったのだが、やっぱ、ドリュー・バリモアはかわいいですね。ブライアン・ハーズリンガーの気持ちはよくわかりますよ(『デート・ウィズ・ドリュー』の監督。未見だが)。
ところで作中に、過去を象徴することばとして、Frankie Goes to Hollywoodと、彼らの曲『Relax』が出てくるが、確かに彼らの名前を聞くと80年代感がばりばり出てくる。時代とともに記憶されるなんて、あらためてすごいことだなあと感じた。またヒュー・グラントがたれ目で、Wham!のアンドリューっぽいのも楽しかった。ヒュー・グラントがたれ目でWham!のアンドリューっぽいから作中の設定もWham!っぽくしたのか、Wham!が念頭にあったからアンドリューっぽいヒュー・グラントをキャスティングしたのか、わからないくらいはまっていた。そしてアッパーな感じのオープニング楽曲を聴いて、Wham!の「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」(この邦題もナイス(笑))をなんとなく思いだしてみたり。

『ラブソングができるまで』