NO ALCOHOL, NO TRAVEL.

5/4。民宿の温泉で朝風呂。浴場は古く、それほど広くもないんですが、ひとりでのんびり浸かっているとなんとなく気分が上がります。かけ流しの湯ということが、またポイントが高い。バスの到着まで少し時間があったので、岩木山神社にお参りします。
バスに45分ほど乗って弘前駅へ。駅で軽くご飯を食べようかと思いましたが、駅弁を買って電車の中で食べることにしました。選んだのは、ばっちゃ御膳(とビール)。ばっちゃ御膳は、津軽料理遺産 認定・普及協議会( http://www.tsugaru-ryouriisan.com/ )が秋田屋、大和家、ぼんしゃん亭の3社と共同で取り組んだ駅弁プロジェクトで、干し鱈とふきの煮付け、貝焼きみそ、梅干し・杏干し、ばっけみその4つの料理を固定し、その他の料理でそれぞれの店の個性を出していくというもの。私が選んだのはぼんしゃん亭の弁当で、ごはんはつがるロマン、その他の料理として、なすのしそ巻き、とうふかまぼこ、きのこの塩辛、豆漬け、赤かぶの千枚漬けが入っています(梅干し・杏干しでは梅干しが入っていました)。

ばっちゃ御膳

かもしか2号に乗り(またまた自由席とグリーン席がいっしょの車両)、まずはビール。エンジンがかかってきたところで弁当に突入。
うまっ。
酒っ!!
前日に開けず、帰りのこまちで開けようと思っていた日本酒・じょっぱりを飲むことにしましたwwwwwwww
個別のメニューの中では、個人的には貝焼きみそがベストでしたね。酒進みまくり。赤かぶの千枚漬けなどが舌をフレッシュにしてくれるので、気分よく飲み続けることができます。あっという間にお酒を飲み干してしまいました(もちろん弁当も平らげた)。
この弁当、かなりやばいっす。4月25日(土)〜5月5日(火)の期間限定とのことですが、ぜひ復活させて東京の青森物産展でも販売してほしいですね。
秋田に着き、バスで秋田城(出羽柵)へ。護国神社入口バス停から少し坂を上ると、外郭東門と築地塀が見えてきます。バス停から上がる道は郭内に通じていたようで、外郭東門をくぐると眼下にはなだらかに下る坂と沼が広がり、現代ではのんびりとした公園(高清水公園)ではあっても、かつては軍事拠点であったであろうことを感じさせます。城外をぐるっと歩いた後、再び城門をくぐり政庁跡へ。政庁の裏からは木立越しに海が見え、あらためてこの地の重要性を感じました。秋田城跡出土品収蔵庫で、出土した遺物や政庁の模型を見た後、バスの時間が迫っていたこともあり撤収。なかなか見応えのあるいい史跡でした。

秋田城(出羽柵)

秋田駅では、花善の鶏めし弁当を購入。もちろんビールと日本酒(刈穂なまはげ、冬樹)も。お酒のつまみとしてはばっちゃ御膳に一票なんですが、食事として考えると鶏めし弁当のパッケージとしての完成度の高さもいいっすね。個人的にはがんもの煮しめにやられました(大豆製品好き)。のんびりと飲み食いして、無事に東京着。

鶏めし弁当

秋田おばこ米の萌え看板

計画性のない旅行でしたが、すごく充実した二泊三日でした。
おみやげは超神ネイガーの王牙豪石チーズクッキー。週刊コミック誌テイストのパッケージがすばらしい(笑)。味は普通。

王牙豪石チーズクッキー