2006-11-15 『不細工な友情』 本/感想 『不細工な友情』(光浦靖子+大久保佳代子/幻冬舎/1300円)を読み終える。お笑いコンビ・オアシズのふたりが書いた往復書簡風のエッセイである。小学生以来の幼なじみで仕事のパートナーであるものの、仕事には格差がついてしまったふたりのお互いに対する微妙な感情が、笑えるテイストでつづられている。ふたりのバックグラウンド(東海地方の公立高出身、東京の大学に進学、文化系)が自分に似ているせいか、読んでいて強いシンパシーを感じ、笑わされながらもなんだかエールをおくりたくなってしまった。 『不細工な友情』