『デュエット』



『デュエット』を観る。カラオケを題材にしたロードムービーである。賞金付きのカラオケコンテストを物語の中心に置き、賞金稼ぎのプロシンガー、ふとしたことでカラオケコンテストにはまったセールスマン、カラオケコンテストの賞金を生活の糧にしている女性と、それぞれの相方(『デュエット』なのでメインキャストは計6人)を描いて物語は進んでいく。個人的に気に入ったのは、賞金稼ぎのプロシンガーとして出演しているヒューイ・ルイスの味のある歌と、セールスマンと相方が『トライ・ア・リトルテンダネス』を歌うシーン。映画『コミットメンツ』でも『トライ・ア・リトルテンダネス』が印象的に使われていたのを思い出した。
万人におすすめというわけではないが、それなりに楽しめる作品だった。
現状、シネマカリテのレイトショーで上映中。BIG ECHOの会員証提示で、1000円で観られるとのこと(念のため劇場で確認してください)。

『デュエット』