2006-06-08 『嫌われ松子の一生』 映画/感想 『嫌われ松子の一生』を観る。教師だった主人公・松子が、ふとしたきっかけから一気に転落していく様を、その男遍歴ともども描いた映画である。華麗な色彩、アッパーな音楽で彩られる、とことん不幸な主人公の人生は、奈落の底へ向けて真っ逆さまに疾走するジェットコースターのようで、そのスピード感で怒濤のようにラストまで運ばれてしまった。過剰なパワーに圧倒される作品だった。 『嫌われ松子の一生』