『立喰師列伝』



立喰師列伝』を観る。監督は押井守。無銭飲食を業とする“立喰師”をモチーフに、第二次世界大戦終戦直後から現代に至るまでに出現したさまざまな立喰師の姿を描いた映画である。ことばをマシンガンのように使ったモノローグと、実写のデジタル写真を3D空間で板に貼り動かすというスーパーライブメーションという技法を使った実験作的色彩の強い作品で、見せ方のおもしろさが印象に残った。

『立喰師列伝』