『ALWAYS 三丁目の夕日』



ALWAYS 三丁目の夕日』を観る。昭和33年の東京を舞台にした人情ものの映画である。自動車修理工場の一家の生活を軸に、架空の町「夕日町三丁目」に暮らす人たちの心温まる交流を、笑いと涙で描いている。
現代の日本と同じ国ではあるものの、東京タワーが建築中で、テレビや冷蔵庫が最新のテクノロジーとして登場する作中世界は、まるで異世界のよう。そのギャップなどに笑わされる一方、親子の情愛などの普遍の気持ちに涙してしまった。
素直に笑え、素直に泣ける、ひじょうにいい映画だった。おすすめ。

『ALWAYS 三丁目の夕日』