『ラスト サムライ』



ラスト サムライ』を観る。お雇外国人として日本政府の軍事教官に雇われた、トム・クルーズ扮する米国士官が主人公の映画である。主人公は不平士族との交戦で彼らの捕虜となるのだが、その生きざまに共感し、ともに新政府軍と戦うというのがストーリー。気になる点が皆無だったわけではないが、時代背景は概ね押さえられている。
海外制作の映画にもかかわらず、画面に漂う静けさはまさに日本映画。特筆すべきは映像の美しさで、特に騎馬武者の疾走シーンには息が止まるほどだった。
ひじょうにいい映画。かなりおすすめ。

『ラスト サムライ』